消火の原理は、「冷却作用」、「窒息作用」、「抑制作用」の3つです。
そのうち、水は、 「冷却作用 」… 火を冷却する事により、燃焼温度を奪って消火する消火剤と考えられます。焚き火にバケツで水をかけて消す、蚊取線香を金属に触れさせて消火する 等です。水噴水を応用した消火設備としては、次のものがあげられます
- 『スプリンクラー設備』
・・・水による初期消火を目的として、火災感知から消火までを自動的に行う消火設備です。
- 『水噴霧消火設備』
・・・スプリンクラー設備に比べ、放水される水の粒が霧のように細かく、火災時の熱によって水が急激に蒸発するときに熱を奪うことによる冷却効果が高く、同時に燃焼面を蒸気で覆うことによって酸素を遮断する「窒息効果」も併せ持っている消火設備です。